<2020年11月のひとりごと>

マラソンに於いて毎年入れ替わり立ち代わり優秀な選手を輩出している実業団チーム がある。
こんなチームには必ず優秀な監督やコーチが存在している。素質を見抜く特別な眼力を
持っていることに合わせて、選手の潜在能力を引き出す能力に長けている。
私も コーチとしての仕事はそれに尽きると最近思うようになったが、これがなかなか難しく
思うようにいかない。
それは、この潜在能力は人間の根源的エネルギーであっても、心のガソリンとも呼ばれ体
の奥底に潜み、そのままではパワーにならず、ガソリンだからプラグのように点火し、
発火させる必要がある。

点火するにはコーチの心が熱く燃えていなければならない。
魂を燃焼させるくらいの熱意がいるのだ。

その熱意はどこから生まれるのだろうか。結局はその人の人生観から噴出するもので、
その人物が使命感、執念、決意、大志、理想、信念、ビジョン、ロマンをもって自分の
仕事にどれだけ生き甲斐を感じ、打ち込んでいるかに尽きる。

一流のコーチは今日では、あらゆる学問に精通とまでいかなくても手を染め、その中
の幾つかをかなり突っ込んで研究した者でなければならない。
そのためには時間がかかるから、30歳台や40歳台で一流のコーチになることはできない。
私は70歳か80歳がひょつとしたら一番良いのではと思うことがある。

経験と知恵と知識には限度がない。
しかも、年期を入れない場合には駄目である(パーシー・セルッティ/チャンピオンへの道)


セルッティのメッセージに深いものを感じる。

 

以上

 

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